更年期におすすめ植物で癒すフィトセラピー(植物療法)

更年期におすすめ植物で癒すフィトセラピー(植物療法)フィトセラピー(植物療法)

更年期は閉経を迎えることによって、女性ホルモンのエストロゲンの分泌が減少し、それにより様々な身体と精神の不調が出てきます。

ほてり(ホットフラッシュ)、頭痛、冷え、鬱症状、睡眠障害、イライラ、肥満など人によってさまざまな症状があり、また症状の程度も人によって軽い人もいれば、通院を擁する人もいます。

更年期症状を緩和するために、女性ホルモンを飲み薬や塗り薬や貼り薬で摂り入れる『ホルモン補充療法』という治療法があります。

けれどもホルモン療法は閉経で女性ホルモンが分泌されなくなるのに、減るはずの女性ホルモンを補うという不自然な治療と言えます。

辛かった症状は緩和されるでしょうけれど、乳がんリスクが増えるなどのリスクを背負い込むことになります。
この乳がんリスクは否定的な意見もありますが、結局のところホルモン補充療法は結局は対処療法でしかありません。

ホルモン補充療法は結局は対処療法でしかありません。

良く聞く話なのですが、日本人は薬に頼りすぎる傾向があると言われています。
日本は「ねんのため」処方がまかり通っていて、飲む方も「なんとなく安心」のために飲んでいる人は多いのではないでしょうか。

一方、先進国の多くの国では薬を減らしたり、余計な薬は飲まない傾向にあります。
不調にならないために、自己免疫力を高めるものを摂り入れて自然治癒力をたかめる「予防」に重きを置いています。

そこで近頃話題なのが植物を生活に取り入れることで健康な身体と心を作り環境を整える『フィトセラピー(植物療法)』が注目を集めています。

フィトセラピー(植物療法)とは

「フィト=植物」の語源は、ギリシャ語で植物全般をさす言葉。同じくギリシャ語の「セラピア」(意味は「治療、療法、奉仕」)を語源とする英語の「セラピー」と合わせた複合語が「フィトセラピー」です。日本語では「植物療法」と言います。

花の香りをかいだり、ハーブティーを飲んだり、緑のある公園を散歩したり、ガーデニングを楽しんだり・・・・
植物がもたらす恵みで人の自然治癒力をサポートし、心身の調和をはかるための「自然療法」です。

植物療法(フィトセラピー)は、生活を豊かにする趣味嗜好としてだけではなく、特定の疾患に対する予防や保存的治療の助けになりうるものとして期待されています。

「フィトセラピー」です。日本語では「植物療法」と言います。

6つのカテゴリー体系

広範囲なフィトセラピーですが、主に6つのカテゴリーを植物療法として体系づけています。

  • アロマセラピー(芳香療法)
  • バッチ博士の花療法
  • 森林療法植樹
  • 園芸療法
  • フィトケミカル栄養学に基づく食糧法

※ファイトケミカルまたはフィトケミカル(英: phytochemical)は、植物中に存在する化合物、植物栄養素とも呼ばれます。

薬を使わないで、自己免疫力を高める

薬を使わないで、体調を管理するために植物療法は非常に適しています。

植物の力を借りて、自然治癒力を高めて免疫力をアップしたり、抗酸化力を高め、老廃物や有害物質を排出する解毒(デトックス)させたり、多成分による相乗効果が期待できます。

  • 自然治癒力をサポート
  • 活性酸素の害を抑えて抗老化=アンチエイジング
  • 解毒力(デトックス)老廃物を排出
  • 副作用の心配がなく、多成分による相乗効果

薬を使わないで、自己免疫力を高める

フィトセラピー(植物療法)はいつから?

フィトセラピー(植物療法)というものが生まれたのはフランスです。フランスにおいてフィトテラピーが学問として体系化されたのはここ数十年のことですが、植物によって体を心を癒すのは古代からありました。

植物で健康になるということを意識した一番古いものとしては古代メソポタミアで栽培されていたケシ。シュメール人は医療知識を持っていて、楔形文字で書かれた粘土板には薬となる植物(イチジク、カモミール、ケイヒ(シナモン)、ケシ、ザクロ、サフラン、ディル、ヒヨス、フェンネル、ベラドンナ、マンドレイク、ミント、リコリス、ルッコラ、ローズマリー、ローリエ(月桂樹)など)の記録が残されています。

ケシ

ヒポクラテスは風邪への対処としてヤナギの葉を処方していました。
現代に入り、ヤナギの樹皮から抗炎症作用を有するサリシンが単離され、アスピリンが開発されました。

ヨーロッパの魔女は、植物療法の担い手でした。妊婦には、陣痛促進作用や分娩後の出血を予防する作用をもつ麦角(ばっかく)を、心臓疾患を持つ人には強心剤としての作用をもつジギタリス(強心剤)を処方するなどかなりの薬学知識を持っていたようです。

ヨーロッパでフィトセラピー(植物療法)が体系化されたのは、そんな歴史を持っているからではないでしょうか。
マクロビオテックもそうですが、最新の健康法は昔からある方法に戻ってきてるような気がします。

フィトセラピー(植物療法)というものが生まれたのはフランスです。

フィトセラピー(植物療法)の取り入れ方

気軽に摂り入れられるのはハーブです。
ハーブティーにしたり、スキンケアとして使ったり、サプリとして摂り入れたり・・・

更年期におすすめなハーブとしては次のものが挙げられます。

  •  ホップ : 不眠改善、消化促進、肥満防止
  •  サンザシ : 消化促進
  •  セージ : 抗酸化作用 ホットフラッシュの緩和
  •  チェストベリー : 性欲増進
  •  トケイソウ : リラックス効果
  •  ミヤコグサ : ストレス緩和
  •  サラシナショウマ : ホットフラッシュの緩和
  •  ローズヒップ :女性ホルモンのバランスを整える
女性の味方「ローズヒップ」とは
ローズヒップ(Rose Hips)はバラ科のハーブとして有名です。 ハーブに詳しい方でなくとも、その名前は聞いたことがあるかと思います。 ローズヒップとは薔薇の果実のことです。 「薔薇(ローズ)のお尻(ヒップ)」かと思っていま...

更年期におススメなのはやはりなんといっても大豆です。
大豆といえばイソフラボンが女性ホルモンと似ているために、更年期症状の緩和に役立ちます。
大豆を食べるとしたら、味噌や納豆など発酵したものがおすすめです。

更年期におススメなのはやはりなんといっても大豆です。

大豆イソフラボンの型には2種類あるってほんと?
イソフラボンは大豆に多く含まれているのが分っていて、日本人は海外の方に比べて、更年期障害の症状が少ないといわれています。それは日常的に大豆製品を多く食べる食生活によるものと考えられています。ホルモンバランスを崩した女性の救世主ともいわれている大豆イソフラボンですが、その大豆イソフラボンの型には2種類あります。

食物繊維や抗酸化作用があるポリフェノールが豊富に含まれているブドウやブルーベリー、そしてローズヒップは「女性ホルモンのバランスを整えて気分を朗らかにしてくれる」ことから、女性ホルモンの変動で体調を崩しやすい更年期の女性におすすめです。

食物繊維や抗酸化作用があるポリフェノールが豊富に含まれているブドウやブルーベリーもおすすめです。

 

出典 ケシ Wikipedia