更年期の身体のだるさについて

更年期の身体のだるさについて倦怠感・だるさ

女性は 50歳前後で閉経する人が多く、この閉経の時期をはさんだ前後数年ずつの約10年間(一般的に45〜55歳頃)を”更年期”といいます。

更年期は女性ホルモン(エストロゲン)の分泌が急激に減り、ホルモンバランスの乱れから生じる様々な身体の変調を更年期症状と言います。

さらに、日常生活や仕事をする上で差し障る段階になったものを更年期障害と呼びます。

今回は、多くの方が感じる更年期の身体のだるさにスポットを当てて紹介してみたいと思います。

更年期と身体のだるさ

疲れ、だるさ、倦怠感は、更年期の女性は多く感じる症状のようです。

  • 以前に比べて疲れやすい
  • いくら寝ても疲れがとれない
  • 朝すっきり起きられない
  • 何となくだるい
  • 体重が増えたわけではないのに身体が重い
  • やる気が起きない、面倒になる

とくに病気があるというわけではないけれど「なんとなく感じる身体のだるさ」。

これに対応するには、精神的なリラックスが必要であると考えます。

更年期と身体のだるさ

身体のだるさを改善するには

慢性的な疲労感を解消するのは、精神的なリラックス。
更年期世代は、仕事などの社会的な責任や重圧が重くなる時期であり、さらに親の介護や子供の進学などで日々忙しい毎日を送らなくてはならなくなる時期です。

忙しい毎日だからこそ、精神的なリラックス時間を設けて、心と身体をリセットさせるようにしたいものです。

どう気持ちを持っていくかで辛さが変わることもあります。更年期のだるさは精神的な影響も多いようです。

「更年期には終わりがある」と割り切るのも一つ。
人間「終わる」とわかれば、精神的に楽になるものです。
辛い山道でも「いつかは山頂が表れる」と思えば気が楽になります。

そして、無理して動かないで、思い切って休んでしまいましょう。

「そんなにのんびりしてられないよ!」と、いう方。
どんなに忙しい人でも、少しくらい時間は作れるはずです。

30分でもいいじゃないですか。その時間、何もしない!
ただただ、ボーっと目をつぶる。
それが精神の疲れを癒すことに繋がります。

身体のだるさを改善する生活

身体のだるさを改善する生活

身体のだるさを改善するに大切なことは何と言っても「睡眠」です。

身体と精神のリセットには睡眠がカギになります。

体のだるさを感じる原因のひとつとして、自律神経の乱れが挙げられます。自律神経を正常な状態に回復させるには、睡眠が何よりも大切だからです。

睡眠不足が倦怠感に悩む人にとって一番の大敵です。

できれば6~8時間のすいみん時間が脳のメンテナンスには必要です。

なかなか眠りに付けない場合は、生活リズムを見直して、食事や入浴時間のタイミングを改善してみることをおすすめいたします。

食事は床に就く3時間前までにすまし、消化を終えた状態で就寝します。寝る前のアルコールは控えます。

入浴はシャワーだけで済まさず、ぬるめのお湯にゆっくりと浸かります。入浴後30分後の一度上がった体温が急激に冷めていくときに眠くなりますので、そのころに眠りに入るようにします。

質の良い睡眠は、眠りにつくときと眠りから抜けるときがポイントとなります。

身体のだるさを改善するツボ

湧泉(ゆうせん)

体力や気力を高めるパワーの泉。ここを刺激すれば、疲労や倦怠感が消え、グングンやる気がわいてきます。
全身の重苦しさをスッキリとさせる。足の裏、土踏まずのやや上の中央。親指でしっかり押すように指圧する。

腎兪(じんゆ)

腎兪(じんゆ)

腰のだるさに効くツボのひとつ。第2腰椎棘突起の下で指の幅2本分(人差し指と中指)外側。へその高さにある。体を反らしながら指圧する。

腎兪(じんゆ)

足三里(あしさんり)

ひざ下の窪みから指4本分下がった、向こうずねのすぐ外側にあるツボ。
長寿のツボといわれ、刺激すると全身の脱力感や倦怠感がとれて心身ともに活力がわきます。

足三里(あしさんり)

身体のだるさを引き起こす病気もある

最後に、身体のだるさが病気の警告になっている場合もありますので「たかが倦怠感」と、うのみにしないで、だるさがつづくようなら医療機関に行って相談してみることをおすすめいたします。

自分のだるさが更年期症状ではない気がする、だるさが続く方は、女性の体をトータルに相談できる婦人科に相談してみてください。

更年期と思っていたら、実は甲状腺の病気やうつ、関節リウマチ、メニエール病、貧血、五十肩など、ほかの病気が隠れていたということもあります。

<まとめ>

つらい更年期。更年期症状のだるさはつづくわけではなく、いつかは必ず軽減しますので、気持ちを緩く持ってリラックスできるようにしたいものですね。