更年期以降も熱中症に注意

更年期以降も熱中症に注意対処法

今年は梅雨が長くて、やっと終わったと思ったらいきなりの酷暑。加えて新型コロナ禍でマスク着用が重なって熱中症の人が急増しています。

昨日で今月(8月20日の時点で)100人を超える死亡者が出てしまいました。
新型コロナより、熱中症の死者数の方がははるかに多く深刻です。

熱中症になりやすい人は高齢者が多いので、年齢が高い、持病がある、体調が悪い方はくれぐれも用心してください。

そして更年期以降の女性も熱中症のリスクが高いと言います。

女性ホルモンの減少により、発汗機能をコントロールする自律神経のバランスが崩れてしまうのす。

更年期以降の女性も熱中症のリスクが高い

更年期以降に熱中症になりやすい理由

更年期に起きるホットフラッシュという症状はよく知られていますよね。女性ホルモンのエストロゲンが低下することで起こる更年期症状の代表的なものです。

突然、顔がカーっと暑くなり、滝のように汗が噴き出るのがホットフラッシュ。
更年期症状の代表的な症状です。

これは更年期になり、エストロゲンの分泌が低下することによる影響で起こります。

発汗機能をコントロールする自律神経のバランスが乱れてしまうために起こります。

脳から自律神経へ発せられる体温調節の指令がうまくいかなくなり、熱代謝にアンバランスが起き、突然の大量の発汗、のぼせなどの症状が起きてしまうんです。

そのため、更年期は体温調整がうまくいかないと心得て、熱中症にならないよう注意して生活することが大切です。

更年期以降に熱中症になりやすい理由

更年期以降の熱中症予防 7か条

更年期以降に熱中症にならないように気を付けることは何かを書き出してみましたので、ゆらぎ世代、そしてそれ以降の方は特に熱中症にならないよう意識して生活してください。

1.なりやすいと自覚することが大切

熱中症に一番大切なのは何か。
それは「熱中症になることと意識すること」ではないでしょうか。

熱中症の多くのケースでは室内で起きています。
そして睡眠時や、二日酔いや下痢などの体内の水分が減っている人、過去に熱中症を経験したことのある人などが挙げられます。

熱中症はどの年代にも起こりますが、年代では更年期以降から高齢になるにつれ多くなります。

高齢者に熱中症が多いのは、老化により暑さを感じにくくなり、熱中症に気づかずに気が付いたときはかなり重症化していることが多いからです。

更年期の人もうっかりしやすい年代。
まだ自分は若い自覚が残っているのに、自律神経が乱れていて体温調節が整わないために熱中症になりやすくなるのです。

若い年齢と高年齢の中間である更年期の人も「自分は熱中症になりやすい」という自覚は持たなくてはいけません。

更年期の人もうっかりしやすい年代。

2.水分と塩分をしっかり補給

改めて言うまでもありませんが、水分補給は大切です。塩分も補うことが大切です。最近では塩飴などもありますね。

そして冷たい飲み物もなるべく避けた方が良いです。体温かそれ以上の飲み物が良いのです。

そして注意しなくてはならないのは、お茶、コーヒー、アルコールは水分補給にはならないということ。

塩茹でのえだまめをつまみに、冷たいビールは最高ですが、最悪です! 必ず別に水分は補給してくださいね。

2.水分と塩分をしっかり補給

3.睡眠は継続して6時間とる

暑くて眠れないことも多い夏。寝不足を補うためにちょっと昼寝を・・・と、思ったらガチ寝で、夜眠れなくなった。

なんて経験はありませんか?
「まあいいか、合計で6時間だもの」なんて思っていましたが、実は分割睡眠は良くないみたい。
夜勤などの仕事でやむを得ない場合は仕方ないですけどね。

私は夕飯後に2時間くらい寝て、起きて仕事をして、明け方に寝直すという奇妙な生活をしていたのですが、これ、やっぱりだめみたい。

身体と脳の疲れを取り、リセットするには「継続して夜に6時間の睡眠」がやっぱりベストだそうです。

3.睡眠は継続して6時間とる

4.シャワーだけですまさず入浴する

夏でもシャワーだけですまさず、入浴をしましょう。

寝る1時間前を目安に「ぬるめのお湯(37〜39℃)」に20分〜30分ゆっくり浸かってみましょう。 血管が広がり全身の血液循環が活発になると同時に、ほどよく汗をかくことで老廃物が体外に排出されます。

お湯に浸かることで副交感神経が優位になり、心身がリラックスした状態になって質の良い睡眠が得られます。

床に就くタイミングは、入浴後に高くなった体温が下がって下降線の時点です。このときに人は眠くなることになっているためです。

5.イソフラボン・エクオールを補う

5.イソフラボン・エクオールを補う

女性ホルモンの減少で更年期症状が起こるのはわかっているので、女性ホルモンに似ているイソフラボンを補うのも良い方法です。

大豆製品はイソフラボンを含んでいますので積極的に摂りたいものです。

が、ここが問題です。

大豆をいくら食べても意味がないことがあるからです。

それには体内で分解されてできる「エクオール」という成分を体内で作り出せるか出せないかがカギです。

大豆製品を食べても、残念ながら全ての女性がエクオールを作れるわけではないく、日本女性の約半数の人がエクオールを作り出すことができないのだとか。

なので、大豆そのままや豆腐などの食品より、発酵している味噌や納豆を食べる方が良いのです。

もしくは効率よく摂り入れたい場合は、エクオールを含むサプリなどで補う方法もあります。

更年期に差が出る「エクオール」について
大豆イソフラボンといえば女性ホルモンであるエストロゲンに似た働きがある。女性にとってお助け食材とも言える大豆の恩恵を受けられる人と、受けられる人がいるらしいことがわかりました。そのカギを握っているのが「エクオール」という物質です。今回は近頃話題の「エクオール」について調べてみました。

熱中症かな?と思った時の症状

熱中症になった場合の症状です。程度の軽いものから重度の症状です。

初めは軽いと思っていても、急激に悪化しますので、少しでも症状があれば熱中症を疑って対処してください。

  • 立ちくらみやめまい
  • 筋肉痛
  • 筋肉の硬直(こむら返り)
  • 大量の発汗
  • 頭痛
  • 気分の不快
  • 吐き気
  • 嘔吐
  • 倦怠感や虚脱感
  • 意識障害
  • けいれん
  • 手足の運動障害
  • 高体温(体にさわると熱い状態で、いわゆる熱射病や重度の日射病とされる症状)

熱中症の応急処置

熱中症の応急処置を書きますので、もしもの場合の参考までにどうぞ。
症状は急激に変化しますので、今大丈夫だと思っていても、油断せずに落ち着くまでは用心してください。

意識がない、あるいは返事がおかしい場合

救急車を呼んでください!

熱中症かな?と思った時の症状

救急車を待つ間にできること

  1. 涼しい場所へ移動する
  2. 服をゆるめる
  3. 身体を冷やす

※自力で飲めない場合は無理に水を飲ませてはいけません

身体を冷やす方法

  • 涼しい場所に移動する
  • 風で身体を冷やす
  • 大動脈に冷たいものを当て、冷やす
    (大動脈:首の付け根、脇の下、脚の付け根)
  • 衣服を濡らす
  • ぬるま湯風呂(いきなり冷たい水風呂は危険)

意識がはっきりしている場合

  1. 涼しい場所に避難
  2. 服をゆるめる
  3. 身体を冷やす
  4. 水分・スポーツドリンク・経口補水液を飲ませる

熱中症かな?と思った時の症状

更年期以降の熱中症 まとめ

実は大昔の中学生のころに、熱中症を経験したことがあります。

あのときは無償に水が飲みたくてガブガブ飲みましたが収まらない。
そして、頭痛がして身体が熱っぽく芯まで暑い感じ。
無償に水風呂に入りたくなったんですよね。入ったら落ち着きましたが、翌日まで寝込みました。
まだ「熱中症」という言葉がなかったころでしたが、知らず知らずに自力で対処していたんですよ。

まあ、そんなことがありました。
あれから何十年も経ち、熱中症というものがあるのがわかり、対処法もわかってきました。

熱中症は、うっかりしたときにやってきます。
更年期以降は用心してください。
少しでもおかしいと思ったら、早めに身体を休めて対処することが大切です。
皆さんも、気を付けてくださいね。