歯の歯石取りを「パウダークリーニング」に変えてみた

歯の歯石取りを「パウダークリーニング」に変えてみたパウダークリーニング 歯

皆さん、お口のメンテナンスはいかがされてますか?

だいたい人間40年以上生きていれば、お口の中に何かしらのトラブルはつきものです。
何もされていない方は、何かトラブる前に、歯科クリニックに行って、メンテナンスしておいた方が良いですよ。

私は虫歯で悩まされてからは、デンタルクリニックに真面目に通うようになりました。
それ以降は、だいたいいつも4か月に一度の歯石取りの定期クリーニングをしていただいています。

それから10年以上、ずっと保険適用の普通のクリーニングでした。

それが今回、保険適用外ではありますが、「パウダークリーニング」という方法に変えてみました。

世界的にはこの「パウダークリーニング」が主流になりつつあって次世代のクリーニングとも言われているそうです。

試しにやってみて、大したことがなければもとに戻すということで。

それが!

思った以上にすっきりだったんです!

ちょっと感動だったので、皆さんにこれをご紹介したくて、今回このブログに書くことにしました。

その「パウダークリーニング」とはなにかを順を追ってご説明したいと思います。

AIR FLOW エアフロー

パウダークリーニングで使う「AIR FLOW (エアフロー)」という機械。

(↑こちらはパウダークリーニングに使用する「AIR FLOW (エアフロー)」という機械です。掛かりつけのクリニックにお願いして、写させていただきました。)

そもそも「パウダークリーニング」とは何か

これは細かーいパウダーを歯や歯茎の隙間に吹きかけて、通常の器具が届きにくい隙間にも、水と空気の力でキレイに掃除するというものです。

高圧洗浄機が汚れを落とすのをイメージすれば近いかもしれません。

通常のクリーニングでは「スケーラー」という道具を使って歯石や歯垢(デンタルプラーク)を除去し、そのあと歯の表面を小さな回転するバフのような器具で磨きます。

回転する器具で研磨するので、どうしても歯の表面を擦ることになります。

パウダークリーニングは歯に器具が触れずに汚れを落とすので、歯と歯茎に優しい方法と言えます。

パウダー・クリーニング

パウダークリーニングの体験談

パウダークリーニングはこんな感じというのを、私の体験でお話します。

歯を染め出します

まず始めに、歯石を歯垢染色液で歯を染め出してもらいます。染液を含んだコットンで液体を歯の表う面に丁寧に塗ります。

そのあとうがいをします。新しい歯垢はピンクに、古い歯垢は青に染まります。

鏡でチェックすると、思った以上に染まっていてびっくり。みごと歯と歯の間は紺色で、前歯はピンクに染まっていました。
きちんと磨いていたつもりでしたが、磨けていなかった証拠です。

お掃除開始

水を使うので、顔中に水飛沫が飛びますので、顔は布で覆います。
結構ぷしゅーっときます。

少し甘味のあるパウダーを用いた洗浄で歯をキレイにしてきます。高圧洗浄を口の中でしているイメージです。

通常の歯石取りはスケーラーという器具で歯垢を掻き落として、そのあと歯の表面を研磨して、歯と歯の間は糸ようじで掃除。これらの手順ですが、パウダークリーニングはシンプルです。

水とパウダーを勢いよく歯に吹き付けるだけ。
それだけで普通の歯石取りよりも隅々までキレイになります。

痛みについて

痛いというほどではありませんが、歯茎を掃除しているときはちょっとピリピリします。

とはいえ、たぶん、超音波スケーリングよりも痛くないと思います。
なので、歯石取りの痛さが苦手な方はこちらの方が楽かもしれません。

フッ素を塗っておしまい

一通りお掃除が終わったら、歯の表面をフッ素を塗ってコーティングします。
私がいつもお世話になっているクリニックは泡状のタイプのもので、ちょっと時間をおいてフッ素が浸み込んだら、泡だけ吐き出して終了になります。

そのあとは30分から1時間は飲んだり食べたりは控えます。

ちなみに、歯のクリーニングをしたあと1日は、歯を染めるようなコーヒー、茶、ワインは禁物です。(知らなかった、飲んでました)

歯の歯石取りを「パウダークリーニング」に変えてみた

パウダークリーニングは「ペリクル」も除去

パウダークリーニングは実感としてよくわかるのは、歯の表面を舌先で触ると「つるんつるん」になってるんです。

「つるんつるん」になるのはパウダークリーニングが歯の表面を覆っている「ペリクル」というたんぱく質の膜ごと取ってしまうからなのだそうです。

通常、歯のエナメル質の表面は、唾液(だえき)が付着してつくられるペリクルという薄いタンパク膜で覆われています。これに飲食物に含まれる色素や、タバコのヤニなどがカルシウムイオンや金属イオンなどと結びついて付着することにより、ステインになります。

ペリクルは歯が外からの刺激を守るというたいせつな役目も果たしているのですが、反面、歯周病やむし歯の原因となる「バイオフィルム」が歯に付く原因にもなっています。

なのでステイン汚れ・バイオフィルムをペリクルごと除去することで、歯の表面がツルツルな状態になるのというわけです。

ところで、この「ペリクル」は取ってしまって大丈夫なの?と、思いますよね。

それは大丈夫。約1時間ほどでちゃんとまた歯の表面に復活するそうです。
歯科衛生士さんに教えていただきました。

もちろん、茶渋やワインなどの着色汚れも除去されますので、歯の表面汚れが気になる方はぜひ一度お試しを。

歯の歯石取りを「パウダークリーニング」に変えてみた

パウダークリーニングの料金

私の行っているクリニックは、毎回使い捨ての器具を買うので、その代金も含んで料金は8000円代です。

保険診療の普通の歯石取りでも5000円代なので、3千円の差といったところでしょうか。

他の病院も8000円~13000円くらいが多いようです。
長い時間を要すると料金もそれなりに高くなります。

どこでもパウダークリーニングを取り入れているとは限りませんが、お近くのクリニックでやってもらえるなら一度試してみても良いと思いますよ。

パウダークリーニング、結構おすすめです。

まとめ

お口が臭い人は、よく内臓から来てるなんていいますけど、ほとんどの場合、違うと思います。

大抵は口の中の汚れ、歯垢や歯石が臭いんです。
お口の中の汚れをきれいにすると口臭がなくなります。
パウダークリーニングでなくても、普通のクリーニングでも歯石は落とせます。

落とせます。けど! やはり洗浄効果は違うし、歯の表面まではケアできてないんです。。

40歳代以降は、お口の中はちゃんとメンテナンスをしておかないとあとで後悔しそうと思っています。

私は普段、全然贅沢なものは買わないし、無駄遣いはしないのですが、お口のケアだけはちょっと贅沢をと考えています。

興味がある方はパウダークリーニングを試してみてくださいね!

出典:山下スマイル歯科: 杉並区 阿佐ヶ谷 南阿佐ヶ谷の歯医者