今年は長梅雨で、梅雨明けはなんと8月だそうです。
長いですよね~
なかなか終わらない梅雨。心も身体もだるくなってきます。
気圧が低く湿度が高い、おまけに日照時間が少ないこの季節。
蒸発するはずの汗が蒸発せず、汗や尿で不要な水分が排泄されず、体内の余分な水分が滞り溜まりやすい状態になります。
この状態こそ「むくみ」です。
脚がむくむとだるくてだるくて、ひどい時だと眠れないほど辛いこともあります。
先日も何度も寝返りを打って、やっと眠れたと思ったら今度は悪夢で目が覚めました。
そのときに、ふと気が付いたんです。
昔買ってそのまま、引出にしまって忘れ去られていた「着圧ソックス・着圧タイツ」があることを。
着圧ソックス・着圧タイツは、パワーのある生地の圧力でこのポンプ作用を助け、血液の循環を促すことで脚のむくみを改善させるものです。
そうだ!今こそあの着圧ソックスの出番だ!
と、いうことで、がばっと起きて引出をひっかし回し一番奥にあった「着圧ソックス」を探し出しました。
一度だけ使ってみただけなのでほぼ新品です。
すっかり目は覚めてしまいましたが、さっそくその「着圧ソックス」を履いてみました。
キツイので履くのが普通のソックスにくらべちょっと面倒です。
それでもなんとか足を入れ、ちょっと踵を動かしてみました。
「気持ちいい!」
さっきまでだるくてたまらなかった「ふくらはぎ」がきゅっと締まって、思っていた以上に気持ち良いのです。
こんな良いものを使わないでしまっていたなんて、今まで損していた気分です。
もう明け方の4時でしたが、そのまま寝てしまいました。
完全に寝不足でしたので起きた時に頭はふらふらでしたが、脚はかなり軽くて感動しました。
着圧ソックスがこんなに良いものなんて知りませんでした!
せっかくなので着圧ソックスのことをちょっと調べてみました。
着圧ソックスは「昼用」と「就寝時用」があるので注意
着圧ソックスはいろんなメーカーで出ているのですが、大きく分けて「昼用」と「就寝時用」があります。
私が持っているのは「就寝時用」なので、そのまま履いて寝ても大丈夫です。
「昼用」のは就寝時には使ってはいけないので注意してください!
昼用の着圧ソックスを寝る30分~1時間前に着けて、床に就く直前に脱いでしまうのもありです。
一度きゅっと締めて横になるだけでも楽だそうです。
着圧ソックスは圧の強さで選ぼう
何が違うのかというと着圧ソックスの「圧の強さ」です。
夜用のは圧が弱く、反対に昼用のは圧が強く作られています。
きつすぎる圧はかえってむくみを増長させますし、気分が悪くなることもあります(実際、気分が悪くなった人を知っています)
なので、自分に合ったものを選ぶのは大切です。
圧はいろいろな段階があって、むくみの程度によって圧が違いますので、自分に合うものを選ぶのが大切のようです。
でも、着圧ソックス初心者でわからないなら、一番弱いのを選ぶのが良いかもしれません。
一応の目安を書いておきますね。
軽度のむくみ | 普段はあまりむくまないけれど、長めの立ち仕事やクーラーで冷えた日などにむくむ | 13~26hpa (10~20mmHg) |
中程度のむくみ | 朝と夕で足の太さが違う、夕方の脚を指で押すと跡がついてしまう、靴下の型が付いてなかなか取れない | 26~39hpa (20~30mmHg) |
ひどいむくみ | 脚の重たさや痛みがある場合、脚がパンパンに張ってしまうなどの場合は、むくみが強いと考えられます。 | 39~65hpa (30~50mmHg) |
着圧ソックスの形の違い
着圧ソックスは、短靴下の総称でふくらはぎまでの長さのものをソックスといいますが、着圧ソックスの場合の多くはハイソックスの丈のものを指します。
他にハイソックス丈、膝上丈、太もも丈があります。
つま先部分がないオープントゥは蒸れを防ぐので使いやすいと評判です。
足が蒸れると冷えに繋がりますからね。
その他、試してみたいのが、最近見かける足の指を広げるようにできているタイプ。気持ちよさそうです。
着圧ソックス以外にもいろいろな形が
この記事では「着圧ソックス」を紹介していますが、形は他にもいろいろあります。
何枚かあるとその日のファッションに合わせて選べますね。
着圧タイツ
腰から足先にかけて素肌をピタっと包み込む、伸縮性を持たせた布地で縫製されたフィット性のあるレッグウェアのことで、タイツはストッキングより厚手のものをいいます。
着圧ストッキング
ストッキングはパンストとパンティ部分のないものがあります。
着圧レギンス
レギンスは主に腰から足首までを覆うボトムスのことで、スパッツと似ていますがスパッツは、腰からひざ下までを覆う薄手でぴっちりとしたボトムスのことです。
着圧トレンカ
トレンカはタイツと似ていますが、土踏まずの部分に引っかける部分があり、爪先と踵が露出するものです。
着圧ソックスを使用してはいけない人
高血圧の人、妊婦さん、動脈に血行障害を抱えている人、血栓症の心配がある人、糖尿病の人、うっ血性心不全、皮膚の炎症の可能性がある人など、健康リスクがある人は医師に相談してからにしましょう。
レビューを見ると、ゴムの部分がかぶれる人が何人かいたので、皮膚が弱い方は装飾が少ないものを選んだ方が良いかもしれません。
着圧ソックスのお手入れ
いまのところ2枚を交互に洗いながら使っています。
これから色んなタイプを試してみたいので数か月に1枚ずつ買っていくつもりです。
基本はぬるま湯で手洗です。
私はお風呂に入るついでに洗ってます。
揉み洗いや漂白剤は生地が傷むのでNG。
洗ったら、タオルに挟んでタオルドライでしっかり水分をとってから乾かします。
洗濯機に入れるなら必ず洗濯ネットを使いましょう。
ナイロンやポリウレタンが含まれてますので、乾燥機やアイロンは絶対に避けましょう。
そしてうっかり使ってしまいそうな柔軟剤。
柔軟剤も使わない方が良いです。
せっかくきゅっと締めたいのに生地が柔軟になってしまうと効果が弱まるからです。洗濯石鹸で洗うだけで大丈夫です。
干すときは陰干しです。
しっかり乾かしてから使用しましょう。
着圧ソックス まとめ
着圧ソックスは脚のむくみを取り、疲れだけでなく、脚痩せ効果もある人気アイテムです。
正直こんなに楽だったのか!という感動でした。
飛行機や夜行バスなど、長時間同じ体制でいる方にも評判です。
ちょっと疲れたな~だるいな~思うときは、着圧ソックスをぜひ試してみてくださいね!