自律神経の整え、更年期症状の緩和にはサウナがおすすめ

自律神経の整え、更年期症状の緩和にはサウナがおすすめサウナ

サウナにはさまざまな効果・効能があると言われています。好きな人は毎週サウナに通う人もいるでしょう。

サウナは末梢神経を暖め、毛穴を開き、老廃体液を汗腺から汗として体外に出しますので、皮膚をきれいにする美肌効果が考えられます。

また、筋肉の緊張を緩めたり、血管が拡張しますので血流を良くします。そのことによりコレステロールが減少したり、私たちの身体に様々な効果をもたらします。

そんな様々な効果のあるサウナですが、自律神経の調整にも役立つと言われていますので、自律神経の乱れに心当たりがある方はサウナで汗をかき、すっきりしてみてはいかがでしょうか。

サウナで自律神経を調整する

自律神経が乱れている人はいくつかの特徴があります。

  • 体温調節ができない
  • お通じの調子が悪い
  • 動悸息切れがある
  • めまいがある
  • 吐き気やムカムカ
  • 息切れをする
  • 眠れない、眠りが浅い

これらの症状が出ている人は自律神経が乱れが原因となっていることもあります。

サウナの温度刺激は自律神経の調節力を高め、血行をよくし、毛細血管内の血流も促進されます。また全身の緊張をゆるめることで交感神経の働きを活発にします。

サウナで自律神経を調整する

サウナが自律神経に良い理由

自律神経が乱れている人の特徴として体温調節ができないことが挙げられます。

夏は冷房、冬は暖房といった快適な環境に一年中あると、自分で体温調整する機能が弱まります。
外気温からくる体温の調整に関わっているのが交感神経と副交感神経。
この二つの神経が連携して体温調整をするのですが、甘やかされる生活を送っていると調整が鈍くなり、自律神経の体温調節機能が低下し、自律神経が乱れていくためです。

そこで寝ぼけていた自律神経に「起きろ!」と活を入れるためにサウナが役立つというのです。

ご存じのようにサウナと言えば高温。ドライサウナであれば80~100℃近くまであるので、当然汗をかきます。
汗と言うのは体温を下げようとするためにかくのですが、体温を下げようと交感神経と副交感神経が連携しだします。

そのことにより自律神経の切り替えをし、正常なバランスの調整が整うようになります。

サウナが自律神経に良い理由

サウナの効果的な入り方

自分はいつもこうしているという入り方をお持ちの方もいらっしゃるでしょうが、ここはひとつ基本的なサウナの入り方をおさらいしてみましょう。

  1. 低温サウナ
    まずは75℃程度の低温サウナで15分身体を温め、リラックスします。
  2. 冷水浴
    冷水浴20秒入り温まった筋肉や神経、血管を引き締めます。
  3. 高温サウナ
    80~100℃のサウナ。8~10分間を目安に入りますが、無理は禁物。
  4. 冷水浴
    水風呂に1~2分つかります。
  5. 休憩
    湯冷めしないために、よく絞ったタオルで身体についた水滴をしっかりふき取りましょう。

ここで冷水が大切な役割をします。身体を温めるのと冷やすことの繰り返しで、身体機能の活性化が行われ、自律神経の失調を回復させます。

交感神経と副交感神経を交互に刺激するために、3番から5番を2~3回繰り返すことが大切です。

サウナで注意した方が良いこと

良いことずくめのサウナですが、注意しなくてはいけないことがあります。

循環器系、高血圧などの問題を抱えていたり、中年以降の年齢になったら、高温のサウナ、そして直後の冷水浴が脳梗塞や心筋梗塞の引き金となることがあります。

これまでなんともないと油断してはいけません。中高年の方は、十分注意する必要があります。

歌手の西城秀樹さんがサウナ入浴後に脳梗塞を発病したことがありました。

低温サウナにし、冷水浴も控え、涼しい場所えクールダウンさせるように変えていけば良いでしょう。

更年期のサウナは「和温療法」でマイルドに

「和温療法」というものをご存じでしょうか。「和む・温もり」療法で、全身を気持ちよく温める治療法です。

もともとは慢性心不全の治療として開発されたものですが、通常のサウナに比べて負担が少なく副作用のない治療法として注目されています。

深部体温が上がると血流がよくなり、血管の内皮細胞から一酸化窒素(NO)が産生、それがさらに血流を促進させます。交感神経の緊張が和らぐ、リラックスできると評判です。

病院での治療の方法としましては次のような手順で行います。
専用のサウナを使って60℃ほどの温度でじんわりと全身を温める治療方法になります。

  1. 60℃に設定した低温遠赤外線乾式のサウナ室に15分間入浴します。
  2. サウナを出てから毛布にくるまり安静状態でさらに30分保温します。
  3. 発汗量に合わせた水分補給を行います。

和温療法は専用のサウナ室を使って行われるために、行っている医療機関は限られるのが難点というところでしょうか。

サウナ まとめ

自律神経の調整や、更年期症状の緩和、美肌効果、血流をよくする作用など、良いことずくめのサウナ。

中高年に差し掛かったら、高温サウナではなく低温サウナに切り替えるのが身体に負担をかけない賢い方法となります。