閉経後は「更年期高血圧(閉経期高血圧)」に注意

閉経後は「更年期高血圧(閉経期高血圧)」に注意更年期高血圧

先日、健康診断で血圧を測ってもらったことがありました。

上が164 下が110
正直、ちょっとギクッとしました。

正常の数値は上140・下90未満ですので、これは高い数値です。
家にあった血圧計を引っ張り出して、もう一度測ってみてもっぱり正常値越えの上157下102でした。

私は若いころから正常の範囲でいましたので、ショックでした。
調べてみたら、更年期過ぎて血圧が上がる「更年期高血圧(閉経期高血圧)」というものがあるらしく、どうも私はこれらしいのです。

今回は更年期を過ぎると血圧が上昇傾向になるということで、この「更年期高血圧」にスポットを当てたいと思います。

更年期に高血圧が増える理由

更年期高血圧(閉経期高血圧)

なぜ、更年期に血圧が上がるのかと言うと「加齢」により血管が老化するためというのが一つの理由として考えられています。
なんでも長年使えば老化するものですよね。それは血管も同じ、やっぱり老化します。血管の老化は「血管が硬くなる」ということです。

もうひとつの理由はエストロゲンの減少です。
またそれか!という気がしますが、更年期に起こる女性ホルモンのひとつエストロゲンの減少、それが血管の柔軟性に影響を及ぼします。
そもそもエストロゲンは瑞々しい美肌を作るのに役立ちますが、血管もしかりです。

エストロゲンは血管の柔らかさを維持することや柔軟に拡張することに関わっています。ところが更年期以降のエストロゲンの減少により、血管のしなやかさが失われます。このことにより血圧が上がることに繋がるのです。

また、エストロゲンの減少にともない、血圧をコントロールしている自律神経の働きが乱れることも影響を与えていると考えられています

更年期高血圧になりやすいタイプ

更年期高血圧になりやすいタイプ

更年期症状の一つにホットフラッシュ(ほてり)があります。
ホットフラッシュというのは、気温が高くないのにも関わらず、突然、上半身がカッと暑くなり汗が止まらなくなったりします。

ホルモンバランスが乱れると、自律神経のバランスが崩れやすくなります。
体温調整がうまくいかず暑くなります。

ホットフラッシュは代表的な更年期症状ですが、この症状が表れる人に更年期高血圧が出やすい傾向があるというのです。

ホットフラッシュにやりやすい人で喫煙をしている場合は、その傾向が強くなるそうです。喫煙はどんな場合でも良くはないですけどね。

あと、高血圧って遺伝も関係するので、親が血圧が高いと子供も高い傾向がありますね。私は母が高かったから遺伝したんでしょうか。

更年期は血圧が変動しやすい

更年期は血圧が変動しやすい

更年期高血圧の特徴として挙げられることに「血圧の変動」があります。
一日で血圧を計測すると、不安定で変動しやすいのが特徴です。

血圧は朝起きてから徐々に上昇し始め、活動する日中に高くなります。そして、夜になるにつれて下降していき、睡眠中は更に下降します。このような一日の変動パターンを日内変動といいます。

更年期はイライラしたり、めまいや動機、頭痛、心の不安定な時期とも重なります。食事や運動、ストレス、気温の変化など様々な要因で変動します。

血管が硬くなってる場合や、自律神経のバランスが崩れている場合は、早朝に血圧が上昇する傾向(モーニングサージ型)があります。

家庭用血圧計を買うべき?

家庭用血圧計を買うべき?

自宅に血圧計がない場合は、病院や、最近だとスーパーマーケットに血圧計が置いてあったりしますので、そういうのを見つけて利用するのも手です。

また、病院で血圧を測ると高めに出ることが多く、家庭用は低めである場合が多いです。これは「白衣性高血圧症」と呼ばれる現象、病院の雰囲気に緊張して血圧が上がってしまうために起こります。

血圧というのは一日中変動をするものなので、更年期を過ぎたら家庭用の血圧計を買って家で測って、できれば記録をする方が良いのは確かです。

更年期高血圧の対処法

更年期高血圧の対処法

更年期をすぎると正常血圧に戻る方もいますが、むしろ更年期を境に高血圧症になりやすいと考えておくほうがいいでしょう。
家庭での血圧も高めで、病院に来るとさらに高くなってしまうというタイプの人は、医師の指示に従って治療を進めてください。

そのうえで、自分でできる対策としては次のようなことが考えられます。

減塩のための10つのルール

高血圧予防のために推奨されている女性の塩分摂取量は1日に6g未満。塩だと小さじ1杯で5〜7g。 

和食は健康に良いとされていますが、欠点なのが塩分の高さがあります。
塩分を控えるためには、いくつかのルールを守ることをおすすめします。実際、私は「減塩のための10つのルール」であっというまに正常値まで下がりました(やった~)。

  1. 味噌汁やスープはなるべく飲まないか、半量にする
  2. 麺類はなるべく食べない、食べても汁は飲まない
  3. 刺身は酢で食べる
  4. ちくわ、かまぼこ、ハム、ソーセージなどの加工品はちょっぴり
  5. 魚の干物、たらこ、漬物、佃煮など塩辛いものは諦める
  6. 調味料はかけないで小皿にとり付けて食べる
  7. レモン、ハーブ、スパイス、カレーなどの香りものを活用
  8. せんべい、スナック菓子などの菓子はこの世に存在しないと思いこむ
  9. 腹八分目
  10. 塩分を排出するバナナなどカリウムを含む食品を食べる

有酸素運動

血管をしなやかにするために有酸素運動は有効です。運動をすると血液が流れが激しくなるので血管の細胞が刺激されます。そのことにより血管が柔らかくなり動脈硬化を防ぐことに繋がります。

ウォーキングやジョギングなどは効果が期待できますが、早歩きや、駅の階段を使うなど、ちょっとしたことでも身体を動かす努力をしたいものですね。

良い睡眠

良い睡眠とは何か。それは脳も身体も休息できる睡眠のことです。
理想的なのは夜10時~深夜2時の「眠りのゴールデンタイム」を睡眠にあてているというとこらしいですヨ。

眠くなってから布団に入ってすぐ眠り、夜中に一度も起きず、朝は自然にすっきり目が覚める。これが理想です。睡眠時間は健康や長寿に関係する最適な睡眠時間は7時間と言われています。

家庭血圧を測る

家庭血圧は、最大血圧が135/85mmHg以内が正常値というのを目安にして、決まった時間で、できれば朝晩1回ずつ計測し記録をとりましょう。

<まとめ>

女性の高血圧は更年期から始まることが多いので、更年期を過ぎたら血圧を気にした方が良いということでした。
正常値以上であれば放置せずに一度医療機関に相談してみましょう。